BONDAのクリエイティブ翻訳
- BONDA - あっぷる
- Feb 13, 2024
- 2 min read
バイリンガルが考える
「なぜAI翻訳では足りないのか」
BONDA代表のあっぷるです。
近年のAIの著しい進化に、毎日驚かされています。
私は、幼少期に両親の都合で渡米し、
学生時代の多くをアメリカ合衆国で過ごしました。
英語が不自由な幼少期、日本語が不自由な思春期を経て、
完全なバイリンガルとなった今、
翻訳のお仕事を引き受けることも多いのですが、
「AIの進化とともに英語力は必要なくなる」
という言葉をよく耳にするようになりました。
それでも、多くのクライアントさんは私を頼ってきてくれます。
「オリジナル楽曲に英語歌詞を入れたい」
「出版予定の本の英語訳を作りたい」
「自主映画に英語字幕を入れたい」
「新作ゲームに英語のキャプションをつけたい」
「アーティストとして英語のプロフィールを作りたい」
「SNSで英語の投稿をしたい」
私のクライアントの8割は、アーティストやクリエイターさんなのですが、
みなさん「AIにはできないクリエイティブ翻訳」を必要としています。

私が専門とするクリエイティブ翻訳は、
単なる言葉の置き換えではなく、
表現の芸術性やメッセージ性を保持しながら、
「作り替え」をする作業です。
会話における言語は、単なる情報伝達手段である反面、
アートにおける言語には、特有の美しさや表現力があります。
例えば、クリエイティブなテキスト、詩、絵本などは
短文でメッセージが表現されることも多く、
翻訳する際には、単語の意味だけでなく、
作者が込めた感情や文脈を捉える必要があります。
そういった「奥にある感情」は、機械翻訳では失われがちで、
これを再現するには翻訳者の創造的な力が不可欠なのです。
実際、契約書や説明書など、事実が伝われば良い文章には、人の手による翻訳は必要ありません。
でも、複雑で奥深い「言葉」の微妙なニュアンスを理解し、
適切な言葉を選びながら翻訳をすることは、
人間の感性や文化的な知識を持たないAIにはまだできないことです。
BONDAは、
エンタメやアートといったクリエイティブな世界を言語で繋ぎ、
みなさまが大切な想いを世界に発信するお手伝いをします。
気になった方は、
お気軽にお問い合わせください🫶
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